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Faucet

respect for youth

Endless summer

もう10月。そろそろ涼しくなってもいいんじゃないの。

毎年毎年おかしいよ!と言いながらも"TYCHO"の新アルバム”epoch”を耳に通すとそんなことどうでもよくなる。

より壮大なサウンドに、耽美的なシンセサイザーと切迫するドラムサウンド。

聞けばこの「epoch」は「Dive」、「Awake」に続く三部作の最終章的な位置にあるそうだ。

 

思えば、昨年”TYCHO”のドラム”Nitemoves”と”Shigeto”のドラムセッションイベントに行っていた。あの日の感動を思い返すのは容易で、バンドマンに半ば妬みを持ってきた(モテるから)自分は楽器を演奏したこともなかったので、演奏のクオリティなんてあまり気にしたことなかったけど、この日は違かった。ドラムの存在感。

あくまでもドラマーが主役であり、そのバックに鳴り響くエレクトロサウンドと相互作用的に、意味を帯びながら進行していくような印象を受けた。

 

youtu.be

 

"TYCHO"はいつだってアートワークが秀逸。

かつてはソロであったこのバンドの首謀者scott hansenは”ISO50”という名義でこのアートワークを手がけている。ジオメトリックなモチーフを絶妙なカラーリングで料理したり、幻想的なグラフィックを用いて、その音楽世界を数十倍レベルで拡大させてくれる。

 

4番目のトラック”epoch”には少々驚いた。「あれ?Tychoって今までに打ち込みのハウストラックってあったっけ?しかも真打トラック!!」って思った。

 

四つ打ちのビートを基調として様々な音が乗り出してくる。いわゆる"Tycho"の音だよね。っていうようなサウンドが鳴り響く。後半のブレイクで一度音が抜ける部分がある。一瞬亜空間にフッと投げ出されたと思ったら正午なのにもう音に吸い込まれていた。

 

贅沢な昼だ。

レポートを書き始めたのに早速こっちの文章の方が長くなっている。よくない癖だと思う。一通りこのアルバムに耳を通したら"Tycho"の最近のDJセットを聞こうと思う。

 

uncannyzine.com

 

最近は幸せそうに踊る”大人”がよく目につくようになった。夏がまだ終わってないと思うからだろうか。自分は、終わらせたい。